東京で建設中・計画中の超高層ビル/最新リスト

以下は東京で計画されている最も高い高層ビルの最新リストで、すでに建設中のビルも含まれています。内容は随時更新され、最終更新は2024年8月6日でした。

現在東京の最も高い高層ビルのリスト は→こちら

1. トーチタワー

高さ(地上高):385 m   地上階数:62

現在の状態:建設中   竣工予定年:2028   所在地:千代田区

用途:オフィス、展望台、ホテル、店舗     延床面積: 553,000 m²

デベロッパー:三菱地所株式会社    設計:三菱地所設計

トーチタワー
トーチタワー

東京トーチタワーは、東京駅の北側近くに建設中の62階建てのスーパートール (Supertall・高さ300メートル以上のビル)で、三菱地所の常盤橋地区再開発プロジェクトの主部であり、高さ212メートルの常盤橋タワーが付属しています。
このプロジェクトは早くも2015年に発表されましたが、トーチに着想を得た同ビルの新しいデザインが2020年9月に公開された後、ビルの名前「トーチタワー」が発表されました。
常盤橋タワーは2021年に竣工し、トーチタワーの建設は2028年に完成する予定で、日本一高いビルになります。 タワーの最上部には展望台があり、そこから街の美しいパノラマの景色を楽しむことができます。

2023年9月に着工し、デザインがわずかに変更され、高さが当初の390メートルから385メートルにわずかに縮小されました。




2. 六本木五丁目西地区再開発A-1街区

高さ(地上高):327 m   地上階数:66

現在の状態:計画中   竣工予定年:2030   所在地:港区

用途:オフィス、ホテル、展望台、店舗   延床面積:約794,500 m²

デベロッパー:森ビル株式会社、住友不動産株式会社   設計:まだ不明

六本木五丁目西地区再開発
六本木五丁目西地区再開発

六本木五丁目西地区再開発は、「第二六本木ヒルズ」とも呼ばれ、2棟の超高層ビルといくつかの低層ビルが六本木ヒルズ森タワー近くに新設されます。
六本木ヒルズの近くにスーパートールが建設されるという噂はここ数年何度もあったが、2023年6月24日、六本木五丁目再開発計画が正式に明らかになった。 スーパートールは同再開発事業地のA-1街区に建設され、計画高さは327mで、東京タワー近くに新設される麻布台ヒルズ森JPタワーに次いで森ビルが開発する2番目のスーパートールとなる。
低層部に商業施設、中・高層部にオフィス、最上部にホテルと展望台を配置し、2025年に着工し、2030年に竣工する予定です。

3. 六本木五丁目西地区再開発B街区

高さ(地上高):288 m   地上階数:70

現在の状態:計画中   竣工予定年:2030   所在地:港区

用途:住宅   延床面積:約239,100 m²

デベロッパー:森ビル株式会社、住友不動産株式会社   設計:まだ不明

六本木五丁目西地区再開発の2番目の超高層ビルで、高さ288m、70 階建てで、国際水準の居住機能を備えたタワーマンションとなります。

4. 日本橋一丁目中地区再開発

高さ(地上高):284 m   地上階数:52

現在の状態:建設中  竣工予定年:2025   所在地:中央区

用途:オフィス、ホテル、店舗   延床面積:362,600 m²

デベロッパー:三井不動産株式会社、野村不動産株式会社、野村ホールディングス   設計:株式会社日建設計

完成予想図中の川(日本橋川)の上には現在、高架高速道路があります。同高速道路は地下化が計画されています。

日本橋一丁目中地区再開発組合は、中央区日本橋1丁目に高さ287mの超高層ビル(スーパートールになるまでわずか数メートル)を新設します。
ビルの敷地は、1911年に建設された日本橋の隣、日本橋川の南岸にあります。

同ビルは52階建て、ほとんどがオフィスフロアですが、高層部には「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」と呼ばれるホテルで、39〜47階に197室の客室を用意します(48〜52階は機械室)。同ホテルはヒルトンが運営し、「ウォルドーフ・アストリア」はヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドです。

事業地内の既存27棟の解体工事は2020年11月10日に開始され、超高層ビルの建設は2021年に着工し、2025年に竣工する予定です。




5. 池袋駅西口地区再開発計画B街区

高さ(地上高):270 m   地上階数:50

現在の状態:計画中   竣工予定年:2040   所在地:豊島区

用途:オフィス、ホテル、商業、駅施設   延床面積:301,200 m²

デベロッパー:池袋西口地区市街地再開発準備組合、東武鉄道株式会社   設計:まだ不明

池袋駅西口地区再開発計画
池袋駅西口地区再開発計画

2024年3月26日、東京の最新超高層ビルプロジェクトの一つである池袋駅西口地区再開発計画の都市計画手続き開始が発表されました。

池袋駅西口地区再開発計画B街区は、東京都豊島区西池袋1丁目に高さ270mの超高層ビルを新設し、高さ240mのサンシャイン60を超え豊島区で最も高いビルとなる。2027年に全体の解体工事が始まる予定で、B街区は2030年から2040年にかけて開発が進む予定。B街区の高層部には外資系グローバルブランドホテルが予定されている。

6. 麻布台ヒルズレジデンスB

高さ(地上高):263 m   地上階数:64

現在の状態:建設中   竣工予定年:2024   所在地:港区

用途:住宅、オフィス、店舗   延床面積:185,228 m²

デベロッパー:森ビル株式会社   設計:ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ、藤本壮介建築設計事務所

以前は虎ノ門麻布台地区再開発B-1街区として知られていました、虎ノ門麻布台地区西棟とも呼ばれ、虎ノ門麻布台再開発事業で2番目に高いタワーで、A街区の高さ325mのメインタワーに付随する2つのタワーのうちの1つです。タワーは64階建てで、階数は325mのメインタワーと同じですが、主に住宅で構成されているため、高さは263メートルと低くなっています。 タワーには6階から64階にまたがる、170のサービスアパートメントを含む970戸の住宅が含まれます。3~5階はオフィスフロアで、最低部には店舗を設けます。

7. シンボルタワー(中野駅新北口駅前エリア再整備)

高さ(地上高):約262 m   地上階数:60

現在の状態:計画中   竣工予定年:2028   所在地:中野区

用途:オフィス、住宅、展望台、商業、ホテル、ホール   延床面積:298,000 m²

デベロッパー:野村不動産株式会社   設計:株式会社日本設計

2021年1月に提案されたこのプロジェクトは、東京で最も中心から外れている超高層ビルプロジェクトです。
計画によると、ホテルとコンサートホールを含む象徴的な中野サンプラザは、2024年に解体され、「シンボルタワー」と呼ばれる高さ約235mの多目的超高層ビルへ建て替える予定です。そして2022年2月には、計画高さは262mに増加しました。
シンボルタワーは2028年に完成する予定で、低層部に商業施設、中層部に住宅、高層部にオフィス、屋上に展望広場を配置し、隣接する低層構造にホテルと大ホールも含まれます。




8. 新宿駅西口地区開発計画

高さ(地上高):258 m   地上階数:48

現在の状態:建設中   竣工予定年:2029   所在地:新宿区

用途:オフィス、店舗   延床面積:281,700 m²

デベロッパー:小田急電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社   設計:株式会社日本設計

小田急百貨店のある新宿駅西口のビルは、2020年9月9日に発表されたように、東京メトロと共同で小田急電鉄によって48階建ての超高層ビルに再建されます。
再建工事は2022年に開始され、2029年に完成する予定です。新築ビルは、現在新宿区で最も高い建物である東京都庁の243メートルを超える高さ260メートルに達します。
同ビルの上層階と中層階はオフィス、下層階は主に店舗、9階から14階(高さ40〜75メートル)には「スカイコリドー(空中回廊)」と呼ばれる公共スペースを配置する。現在、屋上に展望台があるかどうかは不明です。

9. 東京駅前八重洲一丁目東地区再開発

高さ(地上高):250 m   地上階数:51

現在の状態:建設中  竣工予定年:2025   所在地:中央区

用途:オフィス、店舗   延床面積:225,200 m²

デベロッパー:東京建物株式会社、都市再生機構   設計:株式会社大林組、一級建築士事務所

東京駅前八重洲一丁目東区再開発では、八重洲再開発が計画されている3つの超高層ビルのうちの1つがあり、3つの超高層ビルはすべて東京駅八重洲口近くに新設されます。
八重洲1丁目東区再開発のビルは八重洲通りの北側に位置し、外堀通りを挟んで高さ205メートルのグラントウキョウノースタワー(2022年までに千代田区で最も高いビル)のすぐ東にあります。
同ビルは地上51階建てで、高さ45メートルの11階建ての店舗を含む大型構造物と、その上にオフィスタワーで構成されます。
事業地内の既存54棟の解体工事は2020年10月に開始されました。2021年10月に着工し、2025年4月に竣工する予定です。

10. 浜松町二丁目4地区A-1棟

高さ(地上高):約235 m   地上階数:46

現在の状態:建設中   竣工予定年:2026   所在地:港区

用途:オフィス、ホテル、店舗   延床面積:約314,000 m²(A街区全体)

デベロッパー:株式会社世界貿易センタービルディング、鹿島建設株式会社、東日本旅客鉄道株式会社   設計:株式会社日建設計

このビルは高さ163mの世界貿易センタービルを建て替えされています。当初は地上37階、高さ200mを計画されていた。2021年7月、計画高さが235mに増加したことが発表され、上部にさらに9階建て約140室のホテルが追加された。世界貿易センタービルの解体工事は2021年8月に開始され、2023年3月に完了する予定です。その後、新築工事が始まり、2027年2月に竣工予定です。




11 & 12. 西新宿三丁目西地区再開発 (ツインタワー)

高さ(地上高):235 m (×2)   地上階数:65 (×2)

現在の状態:計画中   竣工予定年:2029   所在地:新宿区

用途:住宅、店舗   延床面積:約181,600 m²(北棟) 約203,100 m²(南棟)

デベロッパー:野村不動産株式会社、東京建物株式会社、住友商事株式会社、首都圏不燃建築公社   設計:株式会社梓設計

この再開発プロジェクトは、新宿の超高層ビル群にある2つの高さ235メートルのツインタワーを計画します。ツインタワーは住宅専用で、合計3200戸の住宅を計画しています。近くの高さ209メートルのパークハウス西新宿タワー60を超えて、東京で最も高い住居ビルになります。
建設は2022年に始まり、2029年に完成予定です。ツインタワーは、高さ235メートルの新宿パークタワーと234メートルの東京オペラシティタワーの間に出現します。
プロジェクト計画地の再開発計画は何度か変更され、以前の計画は2010年までに高さ339メートルの超高層オフィスタワーと2つの245メートルの住宅タワーを建設することでしたが、世界的な金融危機のために計画は最終的に中止されました。

13 & 14 & 15. 内幸町一丁目街区再開発計画

高さ(地上高):230 m (×3)   地上階数:46(ノースタワー、セントラルタワー)、43(サウスタワー)

現在の状態:計画中   竣工予定年:2028(サウスタワー)、2029(セントラルタワー) 、2030(ノースタワー)   所在地:千代田区

用途:オフィス、ホテル、サービスアパートメント、商業   延床面積: 約42万㎡(ノースタワー+帝国ホテル東京新本館 / 北地区全体)、約37万㎡(セントラルタワー)、約31万㎡(サウスタワー)

デベロッパー:三井不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発、第一生命、東京電力パワーグリッドなど   設計:日建設計、山下設計、NTTファシリティーズ

内幸町一丁目街区再開発計画は、日比谷公園東側にあるいくつかの既存の高層ビルを、3つの高さ約230mの超高層ビルと1つの高さ約145mのビルに建て替えます。計画されている超高層ビルは、計画地北地区のノースタワー(地上46階)、中地区のセントラルタワー(地上46階)、南地区のサウスタワー(地上43階)です。
ノースタワーの計画地内には「帝国ホテルタワー」(高さ129m)があり、工事は2024年に着工し、2030年に完了する予定です。セントラルタワーの計画地内には「日比谷U-1ビル」(高さ109m)と「NTT日比谷ビル」(高さ45m)があり、工事は2022年に着工し、2029年に完了する予定です。サウスタワーの計画地内には「みずほ銀行内幸町ビル」(高さ140m)があり、工事は2022年に着工し、2028年に完了する予定です。
ノースタワーとセントラルタワーは、低層部の商業施設、中層部のオフィス、高層部の宿泊施設で構成され、サウスタワーは低層部の商業、宿泊施設、中高層部のオフィスで構成されています。




16. 八重洲二丁目南特定街区

高さ(地上高):230 m   地上階数:39

現在の状態:既存建物解体中  竣工予定年:2028   所在地:中央区

用途:オフィス、ホテル   延床面積:135,200 m²

デベロッパー:住友不動産株式会社   設計:まだ不明

八重洲二丁目南特定街区再開発では、八重洲エリアの銀座側に高さ約230mの超高層ビルを新設され、場所は外堀通り沿いの「八重洲富士屋ホテル」跡地、鍛冶橋通りを挟んで八重洲二丁目中地区再開発(高さ225m)の計画地のすぐ南に位置しています。

同ビルは地下にパラスポーツ交流施設、低層部にホテル、中高層部にオフィスフロアを計画されています。計画地内の既存建物の解体はほぼ完了しており、建設工事は2024年に始まり、2028年に完了する予定です。

17 & 18. 芝浦一丁目建替計画 (ツインタワー)

高さ(地上高):229m (S棟)、227m (N棟)   地上階数:45 (N棟)、43 (S棟)

現在の状態:建設中(S棟)、計画中(N棟)   竣工予定年:2024 (S棟)、2030 (N棟)   所在地:港区

用途:オフィス、住宅、ホテル、店舗   延床面積: 549,870 m² (N棟+S棟)

デベロッパー:野村不動産ビルディング株式会社(旧・NREG東芝不動産株式会社)、東日本旅客鉄道株式会社   設計:槇総合計画事務所

NREG東芝不動産は、東京のウォーターフロントエリアにある40階建ての高さ166mのオフィスタワーを2つのツインタワーに建て替えることを計画しています。解体予定のオフィスタワーは「浜松町ビルディング」と呼ばれ、1984年に東芝グループの本社として建設されました。浜松町ビルディングは高さ139メートルの赤坂プリンスホテルを超え、日本で1番目、世界で4番目に高い自主的に解体されたビルになります。

浜松町ビルディング
浜松町ビルディング

計画されているツインタワーはどちらも地上233メートルですが、S棟は45階建て、N棟は47階建てです。ただし、計画された高さと階数はわずかに減少しました。両タワーはオフィス主体で、低層部に商業施設、S棟は上層部にホテル、N棟は上層部に住宅を設ける。

浜松町ビルディングに隣接する1つ低層の建物のある敷地内に建設する計画されているため、S棟が先に建設され、2021年9月に着工し、2024年に完成する予定です。S棟が完成した後、浜松町ビルディングに入居する企業がS棟に移転し、1年後に浜松町ビルディングの解体工事が始まり、その後、N棟の建設が始まります。建替事業全体は2031年に完成する予定です。




地図

以下はそれらの超高層ビルの計画地を示す地図です。

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